学校より

【学校より】「長高ねぶた」ついに完成を迎える!

2021年9月21日 09時46分

 9月17日(金)6校時、心配された台風の影響もなく、長高最後の「長高ねぶた」(史上30体目)の完成式が行われました。

 コロナ禍で「長沼まつり」は今年度も中止となりましたが、テーマ「雲外蒼天」サブテーマ「進み出せ 未来の道へ」を掲げ、制作には約3ヵ月間を費やし、全校生徒の参加協力のもと、ようやくこの日を迎えられたのです!

 式では、ねぶた後援会会長吉田博道様、同窓会会長小林秀巨様より労いのお言葉を頂戴し、生徒会長今井輝莉さんが生徒を代表して謝辞を述べました。結びは美術部部長遠藤夏希さんが、長高生のますますの活躍とコロナ終息を祈願し、ねぶたの目に墨入れを行って式のフィナーレを飾りました。

 現在、「長高ねぶた」は長沼運動公園敷地内の『ながぬまラボ(旧屋内ゲートボール場)』に移動され、近日公開予定です。ライトアップされた「長高ねぶた」を地域の方々にもご覧いただければ幸いに存じます。

掲示板

 

 8月20日(木)、長沼高校元PTA会長の佐藤善衛さんが来校されました。「8月18日(火)に、いなくなった飼い犬を長高生が保護してくれた、そのお礼に伺った」とのことでした。その「長高生」は3年B組の伊藤柊哉君。

 犬には首輪とリードが付いており、飼い犬だと判断したものの、情報がなかったため駐在所に連絡を入れました。その情報がいろいろな人を経て佐藤さんにつながり、無事に保護することができました。

 佐藤さんからは、責任を持って保護してくれた伊藤君の優しさに感謝の思いが伝えられました。普段は番犬として知らない人を見ると吠えているということでしたが、伊藤君曰く、「吠えることもなくおとなしくしていた」とのことで、犬や人間という種の垣根を越えて優しさが伝わったのだろうと感じました。

 優しさのバトンが、これからどんどんつながっていくといいですね。

 以上、長高のちょっといい話でした。